西国三十三ヶ所 紀三井寺

親の家の近くには西国三十三ヶ所の内2番目の紀三井寺がある。
22時頃行ってみたら、屋台は今までの半分くらいの長さしかないし、参拝客は皆無。 (22時頃は来ないんだろうけど。) 寂れたものだ。石段を登って上まで行ったが、やはり参拝客の姿なし。
仏教徒ではないし、仏に願うような事もないので、賽銭を入れもしなければ手をあわせもせず。 (そもそも仏教だとしたら、仏に世俗の欲をぶつけるような真似をするのは尚更おかしい。仏教徒ならば得たいのは悟りだろうが、悟りを得たいという心もやはり煩悩である。) 嘗て見慣れた風景を眺めた後、明りの殆どない裏道から降りて親の家に戻った。