トヨタ産業記念館

和時計の展示目当てで行ってみた。
和時計は、天符という回転速度を調整する機構が付いていて、一定各速度で回転するようになっている(和時計でなくても、水晶発信機のついていないものは同じような機構なんですが)。ろくな工具もなしによくこんなものを作ったものだ。そもそも良く思いついたもんだ。
確かに、錘の落下を動力にしているほうは、掛かるトルクも常にほぼ一定に保てるので、この機構で一定角速度が得られそうだけど、動力がゼンマイの場合は、やっぱり巻けてる状態と巻きが緩くなった状態で角速度差がでそうな? …でるのか。昭和初期には現役だった振り子式の時計もゼンマイが緩くなると遅れてたし。



江戸時代は、昼を6等分, 夜を6等分していたそうで、昼と夜の1時の長さが違っていたらしい。んー、なんか理にかなってるようではあるが、労働を時間で買われているサラリーマンには違和感を禁じえない。



和時計の展示を目当てに行ったんだけど、織機とか自動車の展示も案外面白い。しかも、何度見ても飽きなさそう。暇なときは日がな一日ここで過ごしてもいいかもしれない。



併設のレストランは、値段の割りに出てくるものがチープでいただけない。