美濃まつり

http://picasaweb.google.com/overguest/20090412?authkey=Gv1sRgCKTZmZ2e2IC3Jw#
iコンシェルに唆されて美濃まつりに行った。
名古屋から電車で約2時間。名鉄で犬山のちょっと北の鵜沼、鵜沼からJRで美濃太田美濃太田から長良川線で美濃市というルート。この長良川線は、単線で1両編成で約1時間に1本しかない。それでも盛況で、行きは満員で座れなかった。

送信者 2009-04-12 美濃まつり
美濃市駅周辺は、閑散としている。要するこの辺りでは駅は生活の基盤ではないし人の集まる場所ではないのだろう。
ふと横を見ると、爺様が携帯でなんか撮影している。時刻表だった。なるほど。1時間に1本しかないなら、時刻表が分かってた方がいい。やるな、爺様。それに倣って撮影してみたものの、よく考えたら時刻表位もらえないかね?
駅周辺がそういう有様なので、どこに向かっていいのか察しが付かないので、駅員さんに尋ねてみた。八幡神社が中心らしい。しかし、開始の13:30までにはちーーーーと時間がありすぎるので、町並みを見物しながらゆっくり八幡神社に向かった。
送信者 2009-04-12 美濃まつり
美濃市は、うだつの在る町並みと和紙を観光資源にしようとしているようだ。ところで、うだつって何? んー、うだつを見にきた訳ではないので、とりあえずうだつは置いておいて、八幡神社にゆるゆると向った。
道すがら、何度か山車に遭遇した。高さ3メートル以上ありそうなのからリヤカーのようなのまでいろいろある。練り歩きながら八幡神社に向かっているのだろうか。
町並みが思いのほか狭く、かなりゆっくり回ったが、30分も掛からずに八幡神社に着いてしまった。
送信者 2009-04-12 美濃まつり
この神社は、えらく参道が長い。その長い参道に屋台は、カキ氷屋, スーパーボール掬い屋, フレンチドッグ屋の3軒。店の人は合わせて1人。付近の住人は屋台で売っている様なものを子供に買い与える習慣がなくて、他所者が来るのを当て込んでいないということか。

送信者 2009-04-12 美濃まつり
ふらふらと神社の造形を見て回っているうちに、山車が集まり始めた。大物の山車は6台。その大物の間でも規格がまったくないらしく、大きさ、意匠ともに統一感がない。町の色を出しまくりということなのでしょう。山車のない町もある。祭りは、非常にのんびりしたペースで、祭り拍子を奏でながらゆるゆると進行していく。無理に演出したような派手さはなく、近隣住民のお祭りという感じだ。人間、たまにはこういう緩々過ぎて行く時間に浸るのがいいだろう。
送信者 2009-04-12 美濃まつり
拝殿の前まで来ると、山車のない町は、何か芸をしたりしなかったりで宮司に清められて去っていく。山車は拝殿前までくると、からくり人形の乗ったものはからくり人形を動かして、そうでないものは参拝とお払いが終わると山車を何週か回転させた後、高速で坂道を登って去ってゆく。犬山の車山は4輪を地面に付けたまま方向転換していたけど、ここのは前輪を浮かせて後輪の片輪だけ固定して回したり、ジャッキで浮かせて回したり、持ち上げて金属の支柱を下に差し込んで浮かせて回したりと、これもまた、方法が町にというか山車によって方法が違う。
一通り町の参拝が終わると、山車は倉庫に帰って終了。
夕方から流し仁輪加というのがあるらしいが、話を聞いてみると18時から。そんなのを見ていたら、帰り着くのが深夜になってしまうので、町並みをもう一回り見てから撤退することにした。