最近散々読み漁った怪談を総合すると、どうやら霊は掴めて殴れるようだ。まぁ、そういう可能性は高いだろう。物質に何かの作用を起こす訳だから。人間を殴ったり蹴ったりするのはかなり躊躇するけど、というか無理だなぁ。当り所が悪かったときの相手の状態を考えるとどうしても手がでなくて、締め技か関節技で固定する対応しかできてない。乱戦になったら死ぬタイプだ。この前、ちょっと精神を病んでるっぽいと目が合って襲い掛かられたときも、結局殴ったり蹴ったりできずに、警察が来るまで手首を関節技で固定していただけだった。霊なら躊躇せず思いっきり殴れるかも?
だがしかし、人格, 記憶, 感情なんてものは高等な脳の機能で、哺乳類の中でも相当進化した種にしかできない。脳がちょっと損傷を受けただけで、それらの機能が阻害されることも分かっている。脳無しに恨みや未練を持ち続けたり、人間を識別, 記憶して何か対応したり、怒ったりすることはできない。

ゲシュタルト崩壊

鏡に映る自分を見ながらお前は誰だと言うと、だんだん自分が誰だか分からなくなってきて気が触れるとかいう都市伝説を読んだ。
試してみた。
なんともなかった。そもそも、他人を識別するのは、見た目だろうけど、自我を意識するのに自分の見た目というのはそれほど影響していないのではないか。特に顔は普段見えないから。