42号線

紀南の風景が、北海道と並び称されるほど綺麗らしいと聞いて、親の家から42号線沿いに走ってみた。

送信者 神社仏閣
だーっと走っていると、行き先案内で道成寺という文字を見かけた。道成寺と言えば、安珍清姫安珍清姫と言えば獄門島。そして手まり唄

トントンお寺の道成寺
釣鐘下ろいて身を隠し
安珍清姫蛇に化けて
七重に巻かれて一廻り一廻り

(覚えていたのとちょっと違った。)

そんな感じで前々から多少見てみたいとは思っていたので、立ち寄った。
休日だというのに、境内に居たのは、自分とほぼ同時に入ってきた名古屋ナンバーの車に乗ってきた初老の夫婦と思しき2人連れのみ。
大昔の話に出てくるような寺だから、割と小さくてボロボロだろうと思っていたら、案外広かった。

送信者 神社仏閣
山門から見て右手にある三重の塔は、細工が細かくて、いい感じに古びていて趣深かった。
三重の塔の正面には「三重塔婆」と書かれていた。n重の塔というのは、ストゥーパだったというのに気付いた瞬間であった。(Wikipediaなんかを見ると、もともと塔の意味がストゥーパの事だった様だ。)

闘鶏神社
道の駅 備長炭記念公園
三段壁

この辺りで14時過ぎ。帰りの時間を考えると、これ以上進まない方がよいと判断して、千畳敷だけ見て引き返した。結局紀南の入り口に入って戻ってきた感じ。