くらしのうつりかわり

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名古屋市博物館で、「くらしのうつりかわり」と題して、明治以降の生活道具の展示があった。この博物館は、庭が綺麗だった。雪に埋もれた状態だったからかも知れない。

展示物は、自分の世代では既に無くなっていた道具もあれば、幼少の頃家にあったものもある。

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橙色の高分子化合物でできた湯たんぽは、中学のころでもまだ売られていた。電気あんかでは温度を最低にしても熱すぎて蹴り出してしまったので、親が買ってきてくれた。ここ10年以内でも売られていたのを見た記憶がある。
その蹴り出した電気あんかと同じものも展示されていた。

写真を撮っていなかったが、展示物で一番興味深かったのは、パン焼き器。木箱の左右に金属板があるだけという構造。恐らく両側から電圧をかけて、水分があるうちは電気が流れてパン生地の電気抵抗で発熱して加熱される。水分がある程度なくなると焼き上がり。自動的に電気が通らなくなるというシロモノ。
本当にそんなので焼けるのかという疑問はあるが、炊飯器でそういうのがあったというのを何かで読んだことがある。

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展示物の中にピンクレディーの写真があったのがちょっとショックだった。

展示会場の隣に昭和世代の庶民の家を再現されているコーナーがあった。シンクがタイル貼りだ。確かに子供の頃はそんな感じのシンクをよく見かけたが、最近はすっかり見ない。地べたに座って食事する事が減ったのと、電気炬燵が取って変わったのとで、ちゃぶ台というものもなくなった。自分自身ちゃぶ台なんてものを見たことがない。
ちゃぶ台にしろ水屋にしろ、家具が全体的に最近見るものに比べて小さい。日本人が小さかかったからか?