親の毒 親の呪縛

親の毒 親の呪縛

人間を愛せないのは育ち方に原因があるのかもしれないと思って買ってみたが、作者の2人は親に対する感情が自分と比べてウェット過ぎて読んでて全く共感が得られない。(失礼だけど、若干粘着質に思えて気持ち悪い。)自分の場合、親に抱いた感情とかそいういものの記憶が殆ど残ってない。他者と暮らすのは若干息苦しいから、できれば早く家を出て独りで生きたいと思ってた程度だ。
自分がこんなに愛の無い人間になったのは、元々愛する才能と愛される事を求める才能が無かったのが一番大きな要因なのではなかろうかと思う。
ラブストーリーはハッピーな展開なら、読んでいて、見ていて、良かったねぇって幸せな気分になったり、涙を流していたりするけど、愛したい愛されたいという気持ちには繋がらない。

愛も情けも要らぬ!