4日目

広島城
有休消化連休、4日目は安芸の宮島
寝る前に考えたルートは、遊覧船で原爆ドームの脇を通って宮島まで行コース。始発が9時頃。7時には朝食を済ませてしまったので、広島城を見てから船に乗る事にした。

広島城

若干迷い気味で広島城に到着。裏門の守衛さんに、天守の脇までバイクで入っていいと言われて行ってみると既に自転車やバイクが何台か止まっていた。広島城の外壁は漆喰ではなく木。天守自体を攻められる想定ではないのでしょう。本丸には大本営の基礎が残っている。原爆の標的は本当はこれ? 護国神社も建てられていて、いい感じ維新後の勢力にに浸食されてしまっている。うろうろしている内に9時になって天守が開くアナウンスが入った。折角なので、入ってみたが、所詮は戦後再建された城なので、内部は鉄筋の学校や役場のような作りである。脇にもう一つ小さめの天守があったようだが、そちらは再建されていない。

広島城の見物を終えて、駐輪できる場所を探していたら、船着き場の近くに地下駐輪所があった。バイクばっかりで結構壮観だが、大型バイク置き場に100ccやそこらのスクーターが止まっているのはどういう訳か。

当初予定よりずいぶん遅くなってしまったが、遊覧船で宮島を目指す。船着き場から川をちょっと北上して原爆ドームの下を通ってから川を下って海へ。

宮島の付近の海には牡蠣の養殖用の筏が大量に浮かんでしいた。
宮島に降りると、早々に鹿がうろうろしている。奈良公園の鹿と違って、鹿に与える餌のようなものは売られていない。そのせいか、しかも行儀がよく、人に寄ってきて食いもを奪い取るようなまねはしない。
観光マップを見つつ、進路を決める。先ずは船着き場の近くにある宮尾城跡に登ってみた。いや、ただの急で小高い丘で何もありませんでしたよ。続いて大杓文字。確かにでかいが…。そして厳島神社の方に歩いていると大鳥居が見えてきた。鳥居の近くまで潮が引いている。もう少し引けば鳥居の真下まで行けそうな状態だった。先ずは神社の本殿を見ようと、近づいて行くと、北側の回廊から入るようになっている。回廊はただのそっけない板張り。振り返ると、五重塔が綺麗だった。本殿も、中から見ると華美ではない。床木に
大鳥居
潮が引いて大鳥居の足元まで行けるようになっていた。大鳥居の根元の方はあまり加工されずに木の形そのまま使われている。鳥居の島木の両端にはそれぞれ太陽と三日月の浮き彫りが彫られている。
宝物館
厳島神社の宝物が展示されていた。何が飾られていたか、今となってはもう具体的に覚えていない。
大願寺
厳島神社の横に立つ真言宗の寺院。特に記憶に残るようなものは無いが、寺はそうあるべきだろう。
多宝塔
風景に映える多宝塔。神社に融和して見えるが、多宝塔は仏塔あって、神道とは関係ない。
牡蠣屋
牡蠣うまかった。
大聖院
装飾が、全体に成金趣味。
清盛神社
あまり人の行かなそうな所に祭られている。
弥山
ロープウェイで登る。ロープウェイの終着駅からも更にアップダウンの多い山中に行場が点在している。パワースポットというよりは疲弊スポット。
千畳閣
秀吉が作らせたと言う伽藍堂。梁に素朴な絵が大量に飾られている。裏手には宮島の写真でよく見る五重塔がある。
やまだ屋
ここのもみじまんじゅうはうまかったが、桐葉菓という菓子の方がうまかった。お勧め。

計6時間程歩いたか。疲れた。
紅葉の季節に来たい。

宮島から広島まで電車で戻って、疲労で死にそうになりながら隼を駆って帰宅。