3日目

5時頃目が覚めて、瀬戸大橋スパリゾートから出発。瀬戸大橋スパリゾートは店員の対応が親切で過ごしやすかった。
折角だから俺は鷲羽山に行くぜ。と思ったが、何かある訳でもなさそうなので、止めて倉敷を目指した。

送信者 misc
道中で道の駅あいおい白龍城を見つけたので寄ろうと思って対向車待ちをしていたら、後ろにいっぱい車が来てるのに止まって待ってくれるおばちゃんがいたので、慌てて発進させようとしてエンストして立ちごけ… 右のステップのバンクセンサーが折れた。前回の長島スパーランドで倒した時と比べるとかなり目立つ傷が付いたが、前輪が回るのを意識しすぎなければ、案外一人で軽く起こせるのが分かって少し満足。あいおい白龍城は外見以外個人的にあまり目を引く物がなかったので、ぐるっと一周してすぐ出発。

倉敷
想定通り倉敷には早く着き過ぎて、店が開いていなかった。店を見に来た訳でもないので好都合。有名な運河沿いをぐるりと一周回ってみた。黒と白の蔵が並ぶ中、橙と緑で構成された有鱗荘は目を引く。
続いて北側から阿智神社に登った。登り口に阿智神社と書いてあって、鳥居もあったのに、寺に入り込んでしまった。観龍寺? その後裏手に回って鶴形山公園に行った。この公園には天然記念物の阿智の藤がある。季節外れなので花は咲いていないが、枝は相当広がっている。格子に支えられてべろーんと広がってる姿は若干情けない感じもするが、藤だから仕方ないと言ったところか。鶴形山公園からようやく阿智神社に入った。拝殿の注連縄が立派だったけど、何が祭られている神社か読むのを忘れていた。
阿智神社を降りて、本通りを北西に進んでいると備前焼の店が目に止まった。久しぶりに感動した。備前焼はすごい。茶褐色, 黒, 黄土色、枯れたようで深みのある色が絶妙な形状に占有しあっていて非常に美しい。気が付いたら1時間程焼き物を眺めていた。焼き物を個別に近くでまじまじ見ると案外汚いものも多い。色の混じり合いが素晴らしいと思うものはやはり高くて、湯のみ程度の大きさのものが数万もする。安いので気に入るのがないかと物色したが、結局値段と折り合いのつく物がなかった。買ってもバイクで運ぶのは若干不安があるし。
見どころは概ね回った感じなので、中心地に戻ると、店が開いて賑やかになっていた。最後に川船にでも乗ろうと思って観光案内所に行くと、ロッカーが目に入ったのでついつい荷物をロッカーに預けてしまった。その後川船のチケットは売り切れだと窓口で言われた。川船は乗れる人数に限りがあるので便指定のチケットを買わないといけません。売り切れがあるので、お早めに…
ロッカー代がもったいないので、身軽になったところで、街をもう一周して、最後にいがらしゆみこ美術館に入って倉敷見物に一応の区切りを付けた。いがらしゆみこ美術館の売店にはいがらしゆみこの絵が描かれたラベルが貼られた日本酒が結構な種類置かれていた。少女マンガと日本酒の組み合わせが趣深い…