一茶

和歌山の京橋にある一茶に行った。恐らく小学3年位の時 初めて高い寿司を食った店だ。
家の胸上げのときに、父が大工の棟梁をねぎらうのに行ったのだが、俺が高いのばっかり食い過ぎて棟梁が遠慮してしまってあまりたべてなかったので、後で父に怒られたのを覚えている。相手が故横山やすし氏なら、武士は食わねど高楊枝と睨まれるところだ。

行ってみると、この店、寿司屋ではなく、仕出し屋だった。昔から仕出し屋だったのか最近変わったのか…恐らく昔から仕出し屋で冠婚葬祭で安いものを出すわけにはいかないときに使うような店だったのでしょう。

ネタが大き過ぎると言うか厚過ぎて食べにくい。もう少し薄い方が適切ではないだろうか…冠婚葬祭に頼むような料理ならその方が豪華というか、ネタが薄かったりすると主がせこく思われるからこうせざるをえないのか。ネタ自体は割といいけど。